チェスのタイトル
 国際チェスタイトル
 国際チェス連盟は、加盟各国協会の会員のために、国際レイティング達成に応じ
   次のタイトルを定めています。
グランドマスター         GM   十段格
インターナショナルマスター   IM    八段格
FIDEマスター           FM   六段格
   日本からは、IMにラモス・ドミンゴ、渡井美代子
   FMにシュミット・ローレン、渡辺暁が登記されています。
 国際チェス連盟は、国際競技会を取り仕切ることの出来る
      インターナショナルアービター   IA   国際審判  
   のタイトルを允許します。
   日本からは、IAに松本康司八段、渡井美代子七段が登記されています。
 国際チェス連盟は、実戦競技以外にも、加盟各国協会会員のために
       作局グランドマスター、解答競技グランドマスター
      作局インターナショナルマスター、解答競技インターナショナルマスター

   のタイトルを允許します。
   日本からは、若島正が解答競技インターナショナルマスターのノームを達成しました。
 国際チェス連盟は、更に
       郵便チェスシニアインターナショナルマスター
      郵便チェスインターナショナルマスター
  
   のタイトルを允許します。

   日本からは、酒井清隆、大竹栄が郵便チェスシニアインターナショナルマスター、
   小野田博一、富澤尊儀、寺田章次が郵便チェスインターナショナルマスターの
   ノームを達成しました。
 国内タイトル
 段位
 国際チェス連盟加盟各国協会は国際タイトルとは別にそれぞれの国の慣習に合わせて国内タイトルの設定を認めています。
 日本では伝統的な諸芸道に段位の制度があり、近代的なスポーツでも日本卓球協会や日本クレー射撃協会では段位制度が採用されています。
 日本チェス協会では、主にレイティングの達成を基準とする客観的な棋力審査による段位制度を設定しました。
 クラブプレイヤーの平均的な棋力を持つのが標準の初段
 全日本チャンピオンが五段
 国際チェスマスターは八段
 グランドマスターは十段に相当します。
 チェスの段位は五段未満は囲碁・将棋のアマチュアより大分辛く、六段以上は囲碁将棋のプロ棋士の段位にほぼ相当します。
段位登録者名簿


 レイティング
 タイトルが達成を記録する終身称号であるのに対し、チェス界には絶えず時点棋力を示す
   レイティングという制度があります。
    レイティングはタイトル収得のための基準となるばかりでなく、シード選手を決めたり、
   ランキングを決める直接の、そして唯一の基準です。

    レイティングは国際と国内の2本立てです。
    国際レイティングは国際チェス連盟が、国内レイティングは日本チェス協会が
   全国の公式戦の結果を集中管理し、コンピュータ処理して発表しています。
    国内及び国際において、全ての見知らぬチェス愛好者同士が、
   レイティングという一つのスケールで連動しています。

 世界のチェス愛好者の環境や趣味趣向は多様です。
    しかし、レイティングだけが世界のチェス愛好者のアイデンティティである
   といえましょう。

    国際レイティング・リストには国際公式戦に参加し一定の棋力を超えた
   世界40,0697人の国際級棋士が搭載されています。

   その内、日本棋士は39名です。

渡辺暁 2365 FM 勝原理 2106
Schmid Loren 2340 FM 高橋礼二 2098
Ramos Domingo 2329 IM 馬場雅裕 2095
羽生善治 2323 加藤剛史 2092
田中優毅 2245 田畑穣 2085
Bibby. S 2244 杉本公一 2083
松尾朋彦 2233 中村尚広 2074
酒井清隆(USA) 2231 佐野富 2066
Varley P (WLS) 2213 岩崎雄大 2059
高橋孝毅 2205 尾崎行孝 2058
権田源太郎 2197 田中晴子 2050
中村龍二 2183 山岸智彦 2043
青山恵昭 2162 福田豊秋 2040
松田竜 2159 汐口達也 2037
佐々木勝美 2155 渡井美代子 2032 WIM
南條遼介 2150 石井伊知郎 2008
中郡慧樹 2136 岡田充弘 1985
林謙二 2123 浜根謙一 1951
三阪晋 2118 中川笑子 1945
塩見亮 2113

FIDEレイティング分布(2003年11月)
 FIDEレイティング保持者 40697人
 GMタイトル 875人
 女子GMタイトル 236人
 IMタイトル 2441人
 女子IMタイトル 447人
 FMタイトル 3794人
 女子FMタイトル 480人


 日本棋士が国際競技に参加したり、レイティングレースに参加できるのは
   日本チェス協会が国際チェス連盟に加盟して、諸義務を怠りなく遂行しているからです。

    日本国内で開かれる全日本選手権全国大会及びジャパンリーグは
   国際公式戦として認可されています。

    国内レイティング・リストには、公式競技会に参加して全ての会員が
   一定局数消化後、発表されます。

    国内公式戦は日本チェス協会事業部並びに日本チェス協会参加の
   クラブサークルが随時開催しています。