国際チェス連盟とIOC

  1980年後半に入ってIOCではオリンピック競技にプロ選手の参加を認める動きが本格化しました。
    IOCと国際チェス連盟は話し合いが続けられた結果、次の合意がなされ、
    1990年IOCは東京理事会、国際チェス連盟はノビサッド理事会で相互承認されました。

1. IOCはチェスをスポーツであるという見解を支持し、1991年版オリンピック競技種目目録に
チェスを加える。
2.
国際チェス連盟はそれまでチェスオリンピアードで使用していた五輪マークの使用を自粛する。

 1998年1月、賞金総額500万ドルの世界チェス選手権の決勝マッチはIOCと国際チェス連盟の
   共催で、五輪マークを使い、IOCの町スイスのローザンヌ市オリンピックミュージアムで行われました。
    国際チェス連盟の本部は、IOCの招請により、オリンピック競技のヘッドクオーターの集まる
   ローザンヌ市内にある、国際水泳連盟本部と同じビルのおなじフロアに居を構えました。
    1999年ソウルで開かれたIOC理事会で、FIDEはチェスの統括団体 (IF国際スポーツ組織)
   とし承認し世界のメジャースポーツ30種 (オリンピック可能スポーツ) の中に加えられました。
    2004年国際チェス連盟の本部はギリシャへ移転しました。

 ユニバシアード
   学生のオリンピックに相当するユニバシアードでは、早くからチェスが種目に加えられ、
   1998年11月に行われたユニバシアード世界大学生チェス選手権競技会・ロッテルダム大会には
   日本からチームが派遣されました。
    2004年9月、トルコで第8回ユニバーシアードが開催される予定です。