JCA会員等に対するデメリット規程
                    1979.10制定 1994.9改正

1. 全てのJCA会員はチェスを愛好し、FIDEの網領(憲章)、JCA会則、及び諸規程を遵守することが入会するための条件であった。これに違反し、秩序を乱す者、もしくは会の円滑な運営に支障を与えると判断されるなどの会員は誰でも、次の罰則を受けることがある。

A. 警告
悪意のない違反に対しては、規程による機能のある者が、口頭または、書面をもって行う。

B. 会員資格停止
JCAまたはJCABに対する金銭債務の納入を怠った会員に対して会員の権益を一時的に停止する。この場合催促の有無は問わない。
この処分はその会員または第三者による負債の完済によって即時解除される。この場合、資格停止中の会員の年会費の納入義務は免除されない。停止期間中に会員がJCAから受けることのできなかった利益損失については復権後も補償されない。

C. メリットの取り消し
1. 公認資格、称号の取り消し
以下の場合JCA公認資格、FIDE/JCA称号を期限付き、または無期限に取り消すことがある。
1. 会員資格停止中に、JCAから公認された資格、称号を自ら称した場合。
2. FIDE憲章、JCA会則の一部たりともにつき、否定するグループの活動に参加した場合。
2. 以下の場合、会則規程付則に定めるサービスの一部または全部の提供を期限付き、または無期限に停止することがある。
1. JCAの定める諸規程のいずれかに故意に反した場合。催告、警告に従わないものは故意とみる。

D. 除名
1. 下記の場合のいずれかに該当し、かつJCA会長より除名通告を受けた者、及び除名通告の発送される直前に退会の意志を表明した者は、被除名者としてJCA会員名簿及び諸登録リストからその氏名を削除し、除名者リストに加える。通知を受けてから一週間以内に、それ以降除名に相当する行為を行わない旨の誓約書を会長に提出したときは1回に限り、この除名は取り消される。
1. 競技会において
イ. 公認競技主任(IA・NA・都市基幹クラブリーダー等)の指示に従わず、その結果競技会の進行を妨げ、競技主任がその事件の顛末を証拠と共に会長に報告した場合(ルール審議会の調査後)。
ロ. (非公認)競技主任の指示に従わず、その結果競技会の進行を妨げ、競技参加者の1/3以上かつ10名以上が競技主任を署名によって支持したとき。この場合JCAルール審議会の裁定が競技主任を妥当と判定した場合に限る。
2. FIDE網領、JCAの会則の全部または一部、あるいは主旨に公然と反対し、諸規程の定める事項の一部または全部の承認を拒否する非JCAグループの結成を試み、または事実を知っていながら、加入もしくは同調する者。
3. JCAの定める称号・資格等を、第三者もしくは自らに詐称させた者。
上記のものと類似する非FIDEまたは非JCAの称号等について、第三者もしくは自らに称させた者についても同じ。
4. 不法行為によって、JCAに重大な名誉損傷、または経済的損傷を与え、回復賠償の努力をしない者。特定の棋士、役員に対する同様な行為も同じ。(2000.12.15)
2. JCAに対する契約に違反し、改善の意志を明確に表示しないとき。
改善の意志の表示として、JCAは、違約金の支払い、または供託を求める
ことができる。

2. 除名された者または、退会した者が、会員であったとき授与されたJCA公認資格・称号は除名と同時に無効となる。除名された者または、退会した者が、引き続きJCAの公認資格・称号もしくは類似の資格及びJCA/FIDE行事に参加することによって得た成績を自らの経歴に加えることはできない。(2000.12.15)これらを自ら称したときは、善良な会員が新たにその資格の取得登録のためにJCAに支払うべき、諸料金の最大額の10倍に相当する金額をJCAに損害金として支払う。この損害金の支払いの請求を受けた後、さらに違反の行為があったときは、違反者には、その都度別途に同様の支払いの義務が発生する。登録に費用の必要のない、JCAの役職や類似称号の使用についてもこれを禁じ、違反者は懲罰的賠償金を支払う義務を負う。

1. JCAの会員となったこともない者がこの項に該当する行為に、事情を知って抵触した場合、JCAは資格授奪権の侵害として、同様の請求権を主張する。

3. JCAへの誓約書を差入れた者は、JCAからの退会もしくは除名後もその誓約を取り消すことはできない。誓約者は、誓約によって違反した場合、JCAからの求めに従い懲罰的損害賠償を支払い、JCA関係者個人及び組織から、補助金・奨学金・支払い免除等を受けたことがある場合はこれに法定利息を加え、返還することに合意した。

4. クラブ/サークルを除名された理由が必然的にJCAから除名される理由になることはない。クラブ被除名者は、そのクラブ例会以外の全てのJCA行事に参加する会員均等の機会を享受、行使できる。

5. JCA棋士がFIDEの倫理規定(憲章15章)に抵触し、罰金のペナルティを受けた場合、その棋士はJCAに同額の名誉損害金を支払う。JCAの棋士を装った非会員にもこの項は適用される。(2001.3.10)