JCA段位規程   
       1979.3制定 1994.8改正 1995.1施効

0. JCAは会員の技術向上意欲の増進とステイタスの確立および日本チェス協会の発展のためこの規程を設ける。

1. 日本におけるチェスの段位審査と登録はすべてこの規程に準拠し、段級位の免状はJCAが発行する。

2. 段位の登録は下記の基準の一つに達したについて本人からの申請に基づき行われる。登録の審査は事務局内に設けたれたタイトル審査委員会が行い、申請の受理はJCABが行う。

A. 国際称号によるもの
JCAの審査確認を経てFIDEタイトルを申請する者は、次の段位ディプロマを取得する事を義務とする。チェス国籍を日本以外の国から日本に移すとき既にタイトルを保持している者は対応する段位を自動的にJCAから授与される。
GM男子 10段
GM女子 8段
IM男子 8段
IM女子 6段
FM男子 6段
FM女子 4段
IA 7段
GM…Grand Master
IM…International Master
FM…FIDE Master
IA…International Arbiter
B.

国内称号(段位)によるもの
下表に相当するレイティングを達成した者は申請により相応する段位を取得できる。

段位 FIDEレイティング 摘要 段位 JCAレイティング
2650以上 GMノルマ 2200以上
2550以上 2100以上
2450以上 IMノルマ 1900以上
2350以上 1700以上
2250以上 1500以上

C.

昇段競技会によるもの
同段者による規程人数以上の総当たり戦で優勝した者は昇段の資格を得る。
この昇段競技会の質および開催者については別に規定する。

D.

昇段試験による入段
JCAが出題する試験問題に規程点を取った者は、昇入段の資格を得る。

E.

推薦
下記の項目に該当し、推薦を受けて昇入段の登録を受ける者は、他薦、自薦に関わらずJCA事業部の用意する手続きに基づき、指定された基金に定められた、推薦料を寄付しなければならない。この推薦料は登録料ならびにディプロマ料は別途とする。

1. 会長・チャンピオン経験者もしくは代表会議の推薦を受けたものは昇入段の資格を得る。
2. 国際競技会への選手として指名されるもの及び、国際タイトルを申請する者の内、基準の水準に至らぬ者に対しては、事務局長が推薦する。
3.

全日本チャンピオン決定戦において、優勝したものはその回数により右記の段位を自己推薦によりJCA登録できる。最後の優勝から登録の日までの間には制限を設けない。この場合飛付はできない。

段位 優勝回数
6回
3回
1回
4. JCA会長、FIDE中央委員以上の役職者、または全日本チャンピオンの何らかを通算8年以上経験している者は、JCA会員の持つ最高段位と同等の段位を自己推薦により登録することができる。この登録の資格は、現役の期間、年度内に限られる。

3. 全日本選手権全国大会に出場する選手は、その選考の過程を問わず、その時のレイティングに対応する段位のディプロマ(免状)の交付を受けていなくてはならない。レイティングが1500に至らぬものは初段の推薦と登録及びディプロマの交付を受けてなければならない。

1. 3条による初段の推薦料については、基幹都市クラブリーダーからの推薦の裏書のある場合に限り免除する。

4. 下記に該当する者は、その選考の過程を問わずそれぞれに定められた規程に対応する段位(別に定める)ディプロマ(免状)の交付を受けていなくてはならない。

A. 公式国際競技会に選手として出場する者。
B. JCA籍でFIDEタイトルを受けようとする者。
C. JCAチェス棋士の登録を受けようとする者。

5. 登録された段位は機関誌に公告される。

6. 段位の登録を受けた者は、段位肩書を持つ名刺を準備し、チェスに関する稿を出版、掲載するとき名前に段位を明記する等、自らのチェスのステイタスをキャンペーンすることに努めなければならない。ただし、JCAの、現役の役職または現役のチャンピオンを肩書きとして名乗るときはこの限りとしない。