ウクライナから、世界チャンピオン誕生!
世界チャンピオンにGMポノマリョフ
世界女子チャンピオンにGMツー・チェン


↑ コーチと向き合う新世界チャンピオン、ポノマリョフ(左側)


毎年行われていた世界選手権は去年より2年に1回の開催となりました。

2001/2002世界チェス選手権が2001年11月25日から12月14日モスクワのクレムリン宮殿で開催されました。
5回戦までは、参加者128名による2番マッチの勝ち抜き戦。持ち時間は一人90分、最初の一手から30秒累加加算。

6回戦は、4名の勝ち残りの棋士によって2組の4回戦マッチが行われました。
GMイバンチュクとGMポノマリョフは、2000年世界チャンピオンのアナンドとロシアの強豪GMシビドラを破り、決勝戦はウクライナ人同士の対決となりました。

2002年1月16日〜26日に決勝戦は8番マッチで行われ、23日に第7局を引き分けにして第16回世界チャンピオンが誕生しました。
新世界チャンピオンは史上最年少(18歳)のGMルスラン・ポノマリョフです。

【新チャンピオンのプロフィール】
1983年10月11日ウクライナ生まれ。10歳でチェスの才能をあらわし、コーチの家へ転居。7年間コーチと寝食を共にする生活を送った。14歳で世界最年少GMタイトルの記録を更新した(当時)。15歳でレイティング2600。毎日6時間チェスを勉強する。スポーツは水泳・ジョギング。趣味は哲学の本を読むこと・音楽を聴くこと。

授賞式は、25日午後7時よりメトロポールホテルで行われました。このホテルは1925年、カパブランカとラスカーの2人が第1回モスクワ国際トーナメントに参加した思い出のホテルです。元世界チャンピオンのスミスロフはソビエトチェス学校が生んだ成果だと語りました。

次回の世界選手権はロンドンで開催の予定です。

《男子6回戦》
Ivanchuk(ウクライナ、32) vs. Anand(インド、32)
2.5 1.5


Svidler(ロシア、25) vs. Ponomariov(ウクライナ、18)
1.5 2.5

《男子決勝戦》
Ponomariov(ウクライナ、18) vs. . Ivanchuk(ウクライナ、32)
4.5 2.5
1R 2R 3R 4R 5R 6R 7R 8R 合計
Ponomarinov (ウクライナ) W 1 B ½ W ½ B ½ W 1 B ½ W ½ - 4.5
Ivanchuk (ウクライナ) B 0 W ½ B ½ W ½ B 0 W ½ B ½ - 2.5


歴代世界チャンピオン


世界チェス女子選手権も同時に開催されました。(参加人数64名)
女子決勝戦は8番マッチにより新チャンピオン、ツー・チェン(諸宸)が誕生しました!
ツー・チェンは7歳の時、美しいチェスセットを見て、チェス教室に通いはじめたそうです。

《女子決勝戦》
Kosteniuk(ロシア、17) vs. Zhu(中国、25)
3.0 5.0